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2026.07.04

ゲームの中だけで動くAIを詰め込むまで

Handoff Required は、AIチャットボットを操作するコンソールホラーゲームです。早い段階でひとつ問題が出ました: 会話相手が外部APIに依存していると、買った人が自分でAPIキーを取得しないとプレイできません。Steamで何かを買う人のほとんどは、アカウントを作ってキーを発行するより、ただ起動したいはずです。

そこで、小さなローカルモデルをゲームにそのまま同梱する方針にしました。BYOK(自分のキーを使う)はオプションとして残しつつ、デフォルトはオフラインでそのまま動くように。ただ、最初に組み込んだバージョンは奇妙に冷たい応答でした。このホラーの核心は「自由に見えていた会話が徐々に狭まっていく」感覚なのに、ローカルモデルが淡々とした事務的な返答しか返さず、その「狭まっていく」感覚自体が成立しませんでした。

そこで v2 として再学習し、その冷たさを直すことに時間をかけました。GGUF Q4に量子化して容量を減らし、llama-server をビルドにまるごと同梱して Electron シェルに配線しました。DGX上で実際にオフライン状態のビルドを動かして確認し、通過しました。

現在は Steam の Coming Soon ページがすでに公開されていて、次はビルドを Steam の審査に提出することです。まだ作業台の上のゲームなので、審査で何が引っかかるかは分かりません — Cascade も最初の審査には通りませんでした。

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